KAYADO!フリー

〜居住者&施設利用者向けプログラム〜@home開催レポート

花あそび 「花守日誌vol.6  Xmasリースづくり」

開催日時 2020年11月12日(木) 10:00〜12:00
場  所 センターコモン前テラス
講  師 原恵美さん
(emigreenmoon)
参加者 6人
使用材料 花材_サワラ、アナベル、シロタエギクなど計9種の植物。リース土台_ぶどう蔓。加工道具_ハサミ、リースワイヤー、接着材
参加費 ¥1,500

イベント日記

今期ようやく初開催の花あそびワークショップ

花守日誌vol.6 Xmasリースづくり

 

 

目次

 

|ポカポカ陽気に誘われて

 

|地産地消&アップサイクル

 

|いざWSスタート

 

|つくり方

 

|最後は即席展示会

 

|カフェボンさんへのフラワーギフト

 

 


 

 

 

|ポカポカ陽気に誘われて

 

11月8日に開催したKAYA DO! フリーに続いて、@homeでも今期初のワークショップを行いました。

 

当日はポカポカ陽気に誘われて念願のオープンエアーでの開催。 すみきった秋空に紅葉が映える広場(センターコモン)に面したテラスで、タウンにお住まいの方々など総勢6名の参加者さんとXmasリースづくりです。

 

 

 

 

 

 

|地産地消&アップサイクル

 

使用する材料を紹介します。

 

まずは、パッシブタウン秋の定期剪定で刈り取った針葉樹サワラをメインに、ハツユキカズラとアナベル(白いアジサイ)。普段は捨てる剪定枝の有効活用(アップサイクル)です。

 

> サワラは針葉樹特有のとってもいい香りがするので、Xmasリースにはピッタリです。

 

 

 

リースの土台には 「ぶどうの蔓」 を使いました。

 

今回は、カフボンフィーノ_パッシブタウン店で干しぶどうなどを出品されている ぶどう農家 ボッサファームさん に、講師の原恵美さんが伺い、今年の収穫を終えたぶどうの蔓を頂いてきました。

 

> ボッサファームさんのぶどう棚の様子(2019年撮影)。収穫が終わると次の年に備えて延びた蔓を剪定していくそうです。今回はその剪定蔓を分 けていただきました。御囲さんたちもこの蔓を使ってリースづくりをされるそうです。

 

 

 

ボッサファームさんの農園にはじめて訪れたという原さんは、園主の御囲さんご夫妻の こだわりのぶどう棚 の綺麗さ にとても感動した様子で、

 

この雰囲気を何とかリースで伝えたい/ と

 

黄色に色づいた葉っぱを残したままの蔓 を持ち帰ります。飾り付けのアクセントにと細い巻きひげも頂いていました。

 

 

 

 

帰宅した原さんは、さっそくご自身の作業場で、ワークショップに提供する土台の下準備に取りかかります。

 

蔓のクセを活かして より ナチュラルな雰囲気 がでるように、あえて粗めに組んだものを用意されてました。(葉っぱもいい具合に活かされてます。)

 

 

 

 

そのほか、飾り付け用に

 

いつもの花あそび花壇から、原さんがあらかじめ仕込んでいたドライの草花(6種)をアクセントとして使います。

 

> ①ラグラス ②シロタエギク ③マリーゴールド ④ラムズイヤー ⑤センニチコウ ⑥スカピオサ

 

 

 

 

 

 

|いざWSスタート

 

原さんが前日までに準備していた渾身の花材たちを各テーブルに配置します。

 

ぶどう蔓の土台だけ各自のテーブルに配布し、飾り付け用の草花は好みに合わせて自由にチョイスできるようにバイキング形式にしました。

 

制作に必要な道具(ハサミ、リースワイヤー、接着材(木工用ボンド))も、すべて主催者側で用意しているので、参加者さんは手ぶらでOK。

 

そして、ちょうどテラスに陽が差し込んできた10時頃に、WSがスタートしました。

 

 

 

 

去年のWSに参加された常連の居住者さんのおかげで、のっけから和やかな雰囲気のなか、はじめに原さんから作業の手順などのガイダンスがあり、

 

そのあとは いよいよ各自 \ Let’s Try ! /  です。

 

 

 

 

 

 

 

|つくり方

 

❶_ベース花材のサワラを15cm程度にカットします。

 

> 【ポイント1】 サワラの葉は裏表で色が違うので、注意しましょう。色を揃えるもヨシ、わざとランダムにチャレンジしてもOKです。

 

 

 

❷_土台のぶどう蔓にカットしたサワラを仮置きし、ざっと全体のイメージを想定します。

 

> 【ポイント2】 どっちを上にして飾るのか、この段階で決めておきましょう。それに合わせて葉の穂先の向きを揃えると綺麗にまとまります。

 

 

 

❸_方針が決まったら、固定作業です。サワラを2〜3本束ねて土台に沿わせ、ワイヤーで根元を2〜3周巻き留めます。

 

> 【ポイント3】 今回のようなフレッシュ(生)な花材は、日が経つと水分が抜けて痩せていくので、ワイヤーを巻く際は、はじめの1〜2周をきつめに 巻いておくと、葉が落ちずにリースの形が永く保てます。

 

 

 

❹_巻いたワイヤーが隠れるように、その上に次の束を重ね、同じ要領で固定していきます。以下その繰り返しです。

 

> 【ポイント4】 巻きの作業は力仕事なので、途中で手を休めながらゆっくりやりましょう。その際に全体のバランスを確認しながら調子を整えていきます。

 

 

❺_サワラを巻き終わったら、次はアクセントとなる花材を取りつけます。今回は木工用ボンドを使います。木工用ボンドは乾いたら透明になって目立ちにくく、手軽なので便利です。

 

> 時々原さんにアドバイスをもらいながら、参加さんたちは飾り付けを進めていきます。

 

 

 

❻_全体のバランスを見て、いい按配になったら完成です。

 

 

 

 

原さんのWSの特徴は、

 

受講する参加者さんの創造性を尊重し、必要な時にだけ技術的なアドバイスをしてくれるところです。

 

 

なので、

 

できあがりはみなさんの個性が詰まったオリジナル作品に仕上がります。

 

 

 

 

 

|最後は即席展示会

 

自由がゆえに、どこで終わりにすればいいのか、最後まで思考錯誤しながらも、2時間ほどでみなさんのオリジナルXmasリースが完成しました。

 

そして、最後はみなさんの力作を一同に介して、即席展示会&原さんのワンポイントアドバイス。

 

参加者さんたちの間でも、お互いの作品について意見交換があったりと、とても充実したWSになりました。

 

 

> 「クリスマスアイテムを添えてもいいかも」と原さんのアドバイスに、持参したサンタでイメージを膨らませる参加者さんたち。

 

 

 

 

 

|カフェボンさんへのフラワーギフト

 

参加者のみなさんが帰った後、原さんは残った材料を使って、カフェボンフィーノさんに提供するフラワーギフトづくりをしました。

 

やっぱりプロはすごいです。20〜30分程で制作してました。

 

 

 

生葉のサワラを使ったフレッシュな香りも是非体験してみてください。

クリスマス(12/25)ごろまで飾ってます。

 

 

 

 

 

 

以上、今回の開催レポートでした。

 

来年11月もまた開催予定ですので、興味ある方は

KAYA DO! フリー公式HP、SNSの告知をお見逃しなく!!

 

 


 

会場設置サポート_飛世

レポート編集_高橋

ボッサファーム農園写真提供_御囲 香苗さん